アスカガ感謝祭

【fuzz connection】第七部

 

 
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【fuzz connection】第七部

 

 

 

・・・重たい結婚・・・か・・・

 

アスランが先日いらないと言っていた指輪の箱を開けながら、カガリはその意味について考えていた。
指輪の石はカガリの部屋の照明を無邪気に反射し、カガリの心の色とは裏腹に煌めく。
その様子が更にカガリを深い悩みに落としていった。

 

じゃ、軽い結婚ってどんな結婚だよ?と、天邪鬼が頭の中で騒いでいる。
キラの指摘通り、アスランがお金を貯め込んでいるような節が全くなかったということはない。
でも、そんなにケチなことをしていたわけでもない。
ただ・・・毎年3月上旬になるとレシートを全部ひっぱり出してきて、何か計算しているのは見かけていたけど。
で、なんか微妙に落ち込んでいる年もあって、誕生日でもないのにケーキを買って帰ったこともあった。

 

もし・・・もしもだけど・・・
キラが言っている通りのことがアスランに起こっていて、私が仕事をしていても子どもを育てていける状態だったとしたら・・・
それって本当は世間的にはどうなのだ?
男性が主夫していて、女性が外で働く。
何かが逆転しているってことなのではないか?
いや・・・それもそうだけど。
アスランとしてはどうなの?
同僚・・・男性同僚が出世コースに行こうとしているのにいいのか?
仕事が楽しくはないの?
私は、自分が仕事したいがために、アスランが整えてくれたレールの上を走るだけでいいの?
じゃ、誰がアスランのレールを支えなくてはいけないの?

 

昼間寝てしまった手前、なかなか寝付けない。
その上、アスランがいつプロポーズしたかったのか、そしてキラにもラクスにも結婚すると宣言・・・
今のアスランの家族内の立場と仕事とプライベートの状況・・・
今まで知っていなかったようで知らない彼の側面を見て、カガリは悩み興奮して、すぐには瞳を閉じれなかった。

 

結局、外が白みだした明け方に寝つき、10時過ぎまで寝てしまった。
カガリは自分の携帯画面を表示し、今の時間を確認する。
メール着信があるのを見て、内容を確認する。

 

シャワーを浴びる準備をして階下に降りると、リビングのソファーで雑誌を広げるキラがいた。

 

『おはよ。何読んでんだ??』

 

.

 

着替えとバスタオルで胸元を隠すように抱きしめて、ソファーの後ろから覗き込むようにカガリはキラが開いている雑誌を見た。

 

『おはよう。カガリも見る?結婚情報誌?』

 

キラの手で大きく広げられた見開きには、青い空と青い海が広がる水平線が奥に見える真っ白なチャペル。
新郎新婦が階段から下りてくると言う写真だった。

『ぇ・・・あ・・・まだ。
なんか想像できないし・・・』

青と白・・・
あまりにも異世界のような美しさを放つ写真にくらくらする。
それに・・・
テーマパークでアスランのプロポーズ受けていたら・・・
こんな感じだったんだろうかとか、あんな感じだったんだろうか・・・と、昨晩眠れなくさせた妄想が再び頭を持ち上げてきそう。
それなのに・・・私が壊したんだ・・・
そう思うと、再び溜息と共に涙が浮かんでくる。

 

 

『そう?
僕、コーヒー入れるけど飲む?そこにパンを買ってきてはあるけど・・・』

『あ、ほんと?イチゴジャムつけて食べよ。』

せっかくコーヒー入れてくれるのなら、シャワーとは言わず、風呂に浸かって気分も変えようかな・・・。
ダイニングベンチに着替えとバスタオルを置いて、給湯リモコンの湯張りボタンを押す。
お風呂ができるまで、ブランチタイムだ。

『ブラックでいい?』

コーヒー豆をマシーンに入れるキラが尋ねてくる。
大学生になり、母とキラと3人で暮らすようになってから、日曜日は豆でひいたコーヒーを楽しむ習慣が入った。
この習慣は、日曜日なんだから、優雅に過ごしたいと言う発想から、母とキラが暮らすようになってから始まったみたい。
母が海外居住するようになり、私がアスランと一緒に住むようになると、カプセルコーヒーをいれるマシーンで、平日でも今日は何味にするかアスランと楽しんでいたっけ。

 

休みの日にアスランをおだてると、仕方ないなぁ・・・と、ふわふわなミルク泡を作ってくれて。
その上にリキッドキャラメル垂らしたり、寒い日はシナモンを振り掛けたり・・・
美味しく飲んだ後、たいてい口の周りについてしまうミルク泡のしろひげ。
わざと拭かないでいると、アスランは笑いながらキスしてくるんだ。
・・・この、確信犯め・・・
いつもそっけないアスランが、私で遊んでくれるのが楽しくて・・・休日をすごしているっていう感覚を味わっていたね。

 

一年近く一緒に過ごしていなくても、昨日のように思い出してしまうのはやっぱり一緒にいたいからなんだと思う。
キラに”・・・カガリはアスランでいいの?”と言われ、すぐ”アスランがいい。”と口に出てしまった回答。
やっぱり私はアスランを求めていたんだと、今更ながら自覚してしまう。

 

『あ・・・うん。自分で豆乳ラテにするからブラックにしておいて。
そういえばキラ・・・今日の予定は?』

冷蔵庫を開いてヨーグルトとジャム、豆乳を取り出す。
ボウルにオートミールとレーズンを入れ、そこにヨーグルトを投入。
焼かずに皿にのせた食パンにイチゴジャムを添える。

『・・・仕事が終わったらラクスが会いたいんだって。
ラクスなんてカガリも結婚することになったから勝手に盛り上がっているよ。』
困っているというトーンの声音にも関わらず、キラはカガリに向かって微笑んでいた。

 

激しい音を立ててコーヒー豆が挽かれていく。
漂う空気にコーヒーの薫りが混ざり合う。
コポコポ音を立てながら濾過されていく。

 

『そっか・・・こういうのって、時間が経てばもっとドキドキするものなのかな・・・。
なんか、実感が全くなくって。』
慣れ親しんだ情景と、キラの柔らかな空気に心が緩んだカガリは本音をこぼした。

『さぁ・・・僕はラクスにプロポーズした後は、ほっとした感覚はあったけど』

・・・まぁ、そうだよな。
キラはプロポーズする側だから、断られるかもしれないという不安がベースにあるんだ。
あれ・・・でも・・・
プロポーズの言葉・・・アスランになんて言われたんだっけ・・・

カガリはマグカップに冷たい豆乳を注ぎ、電子レンジに入れて温める。
ひと肌ぐらいにあたたまった豆乳。
音が鳴った電子レンジからカガリはマグカップを取り出すと、キラがその場でコーヒーを注いでくれる。

『そっか・・・ぁ、キラ。
アスランのお父様、目を覚ましたって・・・』

向かい合ってダイニングテーブルに座る。
昨日の夜とは大違いの穏やかな日常。
キラの仕草にほっとする・・・

しなっとしたオートミール入りヨーグルトを口に入れながら、幸せってこんなたわいもないことなんだろうなと実感する。
コーヒーシュガーを入れたキラはスプーンを掻き廻す。
猫舌だから・・・ゆっくり眉をしかめながら飲むキラの姿に姉弟っていいなって感じる。
ほとんど一緒に住んでもいないのに、キラは私という存在を大事にしていてくれたんだ。

『ひとまず、よかったって感じだね。
じゃ、午後はカガリ出かけるの?』

.

・・・言いづらい・・・
普通の感覚ならば病院にお見舞いなんだろうけど・・・
とりあえず、イチゴジャムをのせた食パンを半分食べながら、怒らせないようにどうやってキラに伝えようか悩む。
し・・・しれっと言えばいいかな・・・
どうせ明日になればバレてしまうことなんだし。

『ん・・・午後というか夕方かな。
アスランにはホテルで待ち合わせようって連絡きたけど。』

・・・へぇ
キラはコーヒーマグを片手に結婚情報誌をめくっていた手を止めた。

『・・・まさか、明日はそこから出勤するわけじゃないよね?』

『・・・多分そうなるかと・・・』

正面の紫の瞳から視線を外しながら、豆乳ラテを飲む。
ふぅ・・・という溜息と共に、姉思いの弟は予想通り小言を言いだした。

『・・・カガリぃ・・・今更かもしれないけど、そういうこといつもやっていると・・・』

・・・い、いや、キラの言いたいことはわかっているのだが・・・

『・・・いや、もう、アスランの会社には私、ばれちゃって・・・』

怪訝な顔をするキラの表情に、自爆感が溢れる。
ぁ・・・・・・
これもキラには話していなかったの・・・?

親友だから何でも話すと言う訳でもなく・・・
かといって、付き合っている彼女の弟だからということなのか・・・
いや・・・違う。
多分これも・・・アスランなりの愛情の形だったわけで。

『?なんのこと?』

マグカップコーヒーに口を付けながら聞いてくるキラに、私はアスランに心の中で深く謝った。
昨晩キラに言われた仮説、重たい結婚という言葉が、再び頭に蘇る。
私は端からアスランが私のために作ってくれたものを壊して言っているような気もしてきた。
そんな憂鬱な気持ちを沸かせながら、カガリは声を小さくして答えた。

『・・・じ・・・実は、アスランと直接話したくて、アスランの会社に行っちゃって・・・』

言い終わって上目づかいで正面をみると、口をあんぐり開けたキラがいて。

『な・・・何してるのカガリ!?』

だよね!?だよね!?だよね!?
私もどうかしてたんだよ!
アスランに謝りたくて・・・その・・・

『ぇ・・・いや・・・』

どういえばいいんだろう?
その後アスランとホテル言って、セフレでいようと言われ・・・
帰宅後、セフレ宣言されたことに泣き続けて、キラがラクス呼んで・・・
二人とも結論だけしか私の口から聞いていない状態だったけど、その日のことを頭から話すと私の行動がおかしくて。
キラがアスランを殴ったことも・・・全て原因は私に起因するわけで。

『・・・絶対、アスラン寿退社と思われるよ』

『・・・』

・・・いつ、そんなことしたの?っていうツッコみにならなくてよかった・・・
しっかり呆れている表情でコーヒーを啜りながらキラは口を開いた。

『で、アスランはなんてメールよこしたの?内容によっては僕がラクスの家に泊まるよ』

他人に聞かれては不味いプライベートな話をするのだから、この家で話せばいいと場所を提供してくれる考えなのだろう。
キラ・・・優しいな・・・
でも、さ・・・
君の親友でもあるアスラン・ザラはね、やっぱり親友と恋人とは言葉の使い分けが激しくて。

『・・・怒らない?キラ?』

『これからのこと、話したいとか?』

マグカップに口を付けながら、結婚情報誌のページをめくるキラに私は迷いながらもストレートに話した。

『いや、ストレートにヒトコト”抱きたい”って・・・』

キラの喉仏が一気に上下するのが見えて・・・そのあと、盛大にむせて咳き込む。

、本当にアスランでいいの?本当に?他に言い方ないのあの男?』

みるみる顔を真っ赤にする弟。

『だ~か~ら~・・・怒らないか聞いたでしょ!?』

『だって、アスランのメール内容、今の高校生だってもう少しまともな言葉使うんじゃないの!?』

.

『来てくれてありがとうカガリ。』

ホテルのラウンジで雑誌を読んでたアスランを見つけ、声をかけるとぎこちなく笑うアスランがいた。

『アスラン・・・まだ腫れてるね。』

さすがにもう冷やしてはいなかったけど、いくらかまだ腫れて膨らんでいる頬は、10代の頃の幼いアスランを彷彿とさせていた。
思わず手を伸ばしてしまい、彼の頬に指先が触れた。
まだ少し・・・熱っぽかった。

『・・・まぁ、何発か叩かれているから、手形にはなっていないだけマシだけど。
食事、ホテルのレストランにする?それとも部屋にする?』
・・・俺はどっちでもいいけれど・・・

どっちでもいいって・・・
カガリは心の中で溜息をついた。
なんでアスランって自分自身のことにあまり興味を示さないんだろう。
本当はまだ、キラが叩いた両頬、痛いんじゃないの?
レストランで食べるのも興味深いけれど、あなたの頬はまだ赤身を帯びているんですけれどね。
私はアスランの変わらない翠の瞳を見つめて答えた。

『部屋・・・の方がいいと思う。』

アスランの白い手が私の頬に伸びてきて、フェイスラインにかかる髪の毛をくしゃっとさせた。
彼の微笑んだ口元に私は安心感を与えられる。

『了解』

.

部屋で食事をし、シャワーを浴びた後・・・俺はメールに入れた通りカガリを抱いた。
一昨日・・・いや、昨日か?
深夜の病院で失った時間を今日、埋め合わせするように・・・
でも、今日は伝えたいことがあるから、それだけは言っておきたくて・・・
なるべくカガリを疲れさせないよう自分もセーブしておいた。

『父が目を覚ましたけど・・・多分社長交代には確実になるだろうね。
役員として残れるかも現状、あの体調じゃ危ういかも・・・』

俺は膝の上にカガリをのせ、後ろから抱きしめていた。
彼女の表情を見ずに、自分のことを彼女の耳元で語る。
ベッドのヘッドボードに枕を敷き詰め、それらをクッションがわりにして体を寄りかからせた。

『アスランはどうするの?』

俺の抱きしめた両腕にカガリは捕まるように手をかけていた。

『今の仕事が好きだから。
一ヶ月ぐらい前、役員としてならば名前貸してやるよと話したら怒鳴られたし。
・・・父上は、スターリゾートに入って欲しいんだろうね、言葉には出さないけど。』

『じゃ、今のマーケティングの会社は・・・』
不安にさせてしまったのだろうか・・・
俺はカガリの頬にそっと口づける。

『退社・・・かな?
ま、それは今の俺にとってたいした問題じゃないんだけど・・・』

それなりに蓄えはあるし次の会社も決まっているし・・・
今の会社、再雇用制度も先日会社規約に含まれたばかりだから、親父と喧嘩してスターリゾートを退社することになって出戻り社員として帰っても問題ないだろう。
ホント、仕事のことはどうとでもなるんだけど。

『?』

俺は振り向こうとするカガリを抱きしめている腕に力を入れる。
カガリの耳元で俺は囁く。

『もう一度、俺と一緒に住んでくれないか?』

『ぇ・・・』

一瞬、俺の腕の中でカガリの体がこわばったのを感じた。
俺は構わず話を続ける。

『予想で話してしまうけど、多分、父上の業務引き継ぎ、それと俺が今いる会社の引継ぎと退社手続。
2ヶ月ぐらいバタバタしてカガリに会えない気がするんだ。』

『・・・』

同棲解消して1年近く・・・お互い別々の生活を送ってきた。
また同棲というのも俺にとっては虫のいい話なのかもしれない。
結婚前だから、最後に自由をカガリに与えた方が良いのかもしれないが、自分としては一緒にいたい。
まぁ・・・キラに何を言われるのか、それが怖いというのもひとつの理由なのだが・・・。

『都合がいいこと言うかもしれないけれど、君の気配を感じながら生活をしていきたい。それとさ・・・』

『ん?』

無邪気に相打ちをいれてくれるカガリに、本日一番難しい問いを投げかける。
自分の頭の中で幾度となくシュミレーションしても答えが出てこなかったもの。

『先に籍入れる?それとも式と一緒がいい?』

『ぇ・・・ぁ・・・その・・・まだ何も・・・』

腕の中のカガリが一気に熱くなる。
もしや・・・まだ夢うつつ?

『散々待たせといて急に決めろって言われても困るのはわかっているんだけど・・・。
俺もどうすればよいかわからなくて・・・』

彼女の声が聞こえない。
不安な気持ちにさせてしまったのだろう。
俺はカガリの頬に自分の頬を重ねた。
想像していたよりも暖かだった彼女の頬。
話しかける俺も、なんだか緊張してきてしまう。

『今、籍を入れてしまえば、世間的には俺は普通の会社員だし、君も普通の会社員。
でも、スターリゾートに入社してからだと、君が普通の会社員ではなくなる可能性がある。
ま、俺が入社直後から社長になるってことはまずないと思うけど・・・そういう目で見られる可能性は十分にある。
ファミリーネームが同じだと、一般会社員として入社しても違う目で見られるだろうしね。』

・・・だいたい、今だってスターの社内ウロウロしていると変な目で見られるしさ・・・
正式に後継者として立候補したわけじゃあるまいし、なんで変なところに昔ながらの常識っぽいところが残ったままなんだろう。
ヒトコトで行ってしまえば時代遅れも甚だしい。

『俺はその・・・カガリが仕事好きなのはわかっているし、頑張っているのも知っている。
だからそれを大事にしていきたい。
俺の件で巻き込んで行きたいとは全く考えていない。』

俺としてはカガリの人生はカガリのものだと思っている。
結婚したからと言って彼女のやりたいことは尊重していきたいし、守って行きたい。
彼女が輝いているからこそ、自分も彼女を支えたい力が出てくる。

『アスラン・・・』

俺はカガリの頬にキスして、再び自分の考えを話し出す。

『それを考えると、スターリゾートに行く前に君と・・・籍だけはいれておかなくてはならなくて。
結婚式は俺が落ち着いたらってことになるから1年後ぐらいになっちゃうけど・・・それでも君は大丈夫なのか考えちゃって・・・』

『アスラン・・・考え過ぎだよ』

こちらを振り向こうともがくカガリの頬に、再び唇を添えた。
俺・・・自分がどんな顔して話しているのか・・・なるべくならば見せたくなかった。
緊張して、情けない顔・・・してるに違いないから。

『でもさ、カガリ・・・』

入籍と結婚式を同日にする人だって多いし・・・カガリの理想の結婚式、俺は聞いたことがない。
そりゃ、イザークとシホの結婚式の後はきれいだったと夢見る瞳をしていたのを覚えている。
そんなカガリがかわいらしくて・・・二次会解散して二人で帰宅した後、式で着ていたドレスごと、何度も抱いたけど。
あ・・・違う。
あの時・・・お酒回ったフリして、空いてるシティホテルに泊まったんだっけ・・・
今と対して変わらない行動しているな・・・と反省していると、ぁっ・・・と何かに気が付くカガリ。
俺が回した腕に捕まる力を強くして言う。

『それじゃ、キラとラクスと合同結婚式にする?』

・・・し・・・神父の前で俺はキラと君とラクスが歩いてくるのを待っているのか?!
嫌だ・・・俺が緊張している姿を最前線でキラとラクスに見られるのは絶対嫌だ!!!

『それだけはやめてくれ!・・・それはそうと、親には連絡してあるのか、キラは?』

『ぁ・・・聞いていなかった・・・』

親から離れて過ごしているから、その変の良識が欠けていて・・・
まぁ、そんなもんと言われればそんなもんなんだろう。
俺だってこれから知らせるのに未熟だ、半人前だと口を開けば喧嘩になりそうな父に、嫁なんてもらえるのかと怒鳴られそうだ。

『あ~・・・お互いの両親の顔合わせもしないで入籍とかしたらまずそうだな・・・』

そっかぁ?と、まったく意に反していないカガリは、う~んと呟いた。

『お母様はすぐに来てくれそうだけど、お父様は・・・研究の虫だから』

『カガリのワークホリックはそこから身に着いたんだな』

俺は声をあげて笑ってカガリを後ろから再び強く抱きしめた。
みるみるカガリの体が温かくなっていく。

『うるさいなぁ・・・意地悪なこというなよ。』

図星回答なのか、恥ずかしそうに答えるカガリがかわいい。

『ごめんごめん。
どちらにしろ、顔合わせしてからじゃないと籍は入れられそうもないから、1ヶ月後ぐらいで考えるか・・・。
その間に新居も考えて引越もしなくちゃいけないし・・・忙しくなっちゃうな』

俺はざっくりとしたプランをカガリに伝える。
色んなものを端折ったら、キラに何を言われるのかまったくわからない。
ぼーっとしているところがある割に、しっかり決めなくてはいけない時は決めるのがキラだ。
俺は・・・一通りしっかりやってからその後、不必要なものを抜いていくタイプ。
要領が悪いのは実際は俺の方で、キラの方が必要なところは元から必ず押さえている。

『アスランはどのあたりに住みたいの?
前住んでいたあたり?』

『ん~・・・いや、あそこは子供預けるのが大変な地域みたいだからやめとく。
通勤には便利なエリアだけど・・・』

俺はもう少し郊外に近い部分に住みたい。
今までのように単純に二人で暮らすにはちょうど良いエリアだったけど・・・
駅構内と繋がった惣菜屋、二つ先にはターミナル駅もあって、仕事で疲れた帰りに手抜き夕飯つくるにはとても楽だったエリア。

『・・・ぁ・・・アスラン・・・』

『ん?何?』

あれ?俺・・・なんか変なこと言ったかな?
腕の中のカガリがさっきよりもまた暖かくなった気がする。

『・・・そ・・・そんなに早く赤ちゃん・・・欲しいの?』

ぁ・・・俺、そんな意味で話していたんじゃ・・・
子どもで来てから引越するのは大変と、女性同僚に言われたからその言葉を鵜呑みにして・・・

『ぇ・・・ぁ・・・あ・・・いや、まぁ・・・その・・・』

どうやって弁明すればよいのかわからない。
いずれは欲しいと思っているが、すぐさま欲しいというわけではない。
今まで同棲をしていたのだから、再びディンクス生活を長く続けることも良いことなのかとも考えてしまう。
それに・・・子どもが欲しいから結婚するという理由ではない。
でも、子どもが出来るようなことを欲してしまうのは確かで。
それが世間一般から多い回数なのか少ない回数なのかは別として、君が好きで、離れたくなくて・・・君に縛られていたいと思うから。

『やっぱり私・・・仕事辞めようか?』

俺は彼女を抱きしめながら口を閉ざした。

『やっぱり・・・俺はカガリには仕事続けていて欲しい。』

カガリの申し出をしばらく考えて俺は返事をした。

『・・・なんで?』

彼女にとっては専業主婦も選択肢のひとつだろう。
でも、俺はそこまでしてまで彼女を俺という檻に閉じ込めておきたくはなかった。

『今の会社でさ、色々見てきたんだ。
頑張りたくても頑張れない人をさ。
お互い、気を使うのも結局は子どもが成長するまでの話なだけで。
少しだけ・・・会社システムを変更させたらもっとうまくできるような気がするんだ。

・・・俺・・・いつまでも元気で輝いてるカガリを見ていたいんだ・・・

 

 

.

『あのさ、キラ・・・お母様には結婚すること連絡したの?』

カガリは仕事から帰宅後、風呂上りのリビングでアイスを食べているキラに尋ねた。
相変わらず帰宅が遅いこととに加え、昨日、宿泊先から出社したカガリに対してあからさまな不快オーラを漂わせていたキラ。

『・・・ぁ・・・』

どうやらすっかり忘れていたらしい。

『昨日アスランとその話しててさ。
両親の顔合わせとか・・・お前、段取りしているなら私も便乗しようかと・・・』

キラが食べているアイスがおいしそうに感じたカガリは、夕飯も食べずに冷蔵庫を引出し、棒付きアイスを取り出す。
スーツのジャケットも脱がずに、ソファーに座るキラの横に席を陣取り、ビニールからさっさと取り出して一口ぱくんと食べた。

『ぇ・・・まさか、そっちも合同?』

合同顔合わせ会!?
そっちって・・・合同結婚式なんてアスランが大反対しているんだから絶対しない。
思わずアイスの塊を飲み込んでしまったカガリは派手に咳き込んだ。

『ち~が~う~!さすがに翌日ぐらいに設定するよ・・・
アスランのお父様がそういうところ気にするみたいだし。』

『顔合わせ・・というよりも結納式じゃない?アスランの家だと・・・』

キラはちょっと溶け加減で重力に引かれて落ちてきているアイスを、舌で舐めとった。

『・・・なんか大事になってきて苦手なんだけど。』

カガリは再びアイスを食べ始める。
その様子を見て、キラもアイスをさっさと食べることに決める。
半分近く食べていたキラの方が先にアイスを食べ終わり、アイスの棒をキッチンにあるゴミ箱に捨てに行く。

『アスランのことだから、籍だけ入れて終わらせようっていっているんじゃないの?』

『いや・・・さすがにそれは言わなかった。』

確かに・・・セフレでいようと言うのだから、駆け落ちしようとか道徳からちょっと外れたことを言いそうなのに、しきたり的な部分を外すようなことは言わないアスラン。
やっぱり、口では軽口を言うけれど、根はとても真面目なんだと心から感じる。
いや・・・もしかしたら、それだけアスランのお父様が厳粛な方なのかもしれない。

 

『なんだ・・・なんらかんら言って、アスラン型にはめた形でやるんじゃない。
お姫様気分でいればいいんじゃない?カガリは』

『それでいいのか?』

『いいよ、だってアスランがそうしたいんでしょ?乗っかっちゃいなよ。
それよりも、母さんに電話しなきゃ』

キラは携帯電話を握ると、ボタンを押し始めた。

『あ、キラ。
終わったら次替わって。』

『うん。あ、もしもし母さん?ん・・・いや、報告があって・・・大したことない話ならいらないって・・・いや、そんなんじゃ・・・』

スピーカーにはしていないが、キラの会話から想像できる。
私は楽しくやっているんだから、心配して電話なんてしてこないのよ。
・・・とでも、言われているんだろう。
お父様も自分のことに集中して周りが見えていないひとだったけど、こういう点はお母様も同じなのかな。

 

『・・・ぁ、だから・・・僕、結婚するんだって!・・・いや、その前にラクスの・・・お嫁さん側のご両親と顔合わせしてほしくて・・・ぇ、あ・・・顔合わせにはもちろんカガリも・・・ぁ!ちょっと待って、ここにカガリいるから!』

あ・・・会話が絡まっている感じがする。
そんな状態でパスされても・・・
お母様と4年間は一緒に住んだけれど、だからってなんでも打ち明けられる程の関係でもない。

『お・・・お母様・・・はい、キラの顔合わせもですが・・実は私も・・・その・・・結婚が決まりまして・・・この後お父様に電話を・・・ぇ・・・えぇ!?』

電話口で外から母上を呼ぶ低い声は・・・

『な・・・お母様!なんでお父様の声が聞こえるの!?』

 

.

 

『ようやくスッキリした顔になったな・・・このヘナチョコエンジニア』

背後から肩を叩かれ、キラは思わずPC画面から目を離す。
見上げるように叩いた本人の顔を視界に入れる。
叩かれた僕に負けず劣らずの不機嫌そうな顔。
シルクのような銀髪がサラサラ音をたてるように重力に引かれて落ちてくる。
僕の髪もカガリの髪も・・・そんな風にさらさらと落ちない。
何をしたらそんなにさらさらになるんだろう・・・
あ、そんなことより・・・

『へな・・・スッキリって、この間よりも痩せたってこと!?』
また、営業同行しないと言われるのではないかと思い、キラは即座に反応した。

『はぁ!?それは逆。
少し運動さぼっていたんじゃないか?一ヶ月前の方が痩せていたようにみえるぞ』

『ぇ・・・』

・・・アスランと毎朝走っていた時の効果が・・・一ヶ月で終了してしまったのか・・・
眉間に縦皺をくっきりみせ、飽きれた声を出すイザークに、キラはショックを受ける。
加圧シャツも毎日着ていたし、暴飲暴食はしていないのに・・・何故。

『いや、体型のことじゃない、顔の表情がさ・・・』

あまりにも呆然としたキラの表情を見たイザークは、肩を軽く震わせながら口元を抑えた。

『顔?・・・あぁ・・・シホちゃんから聞いてないの?揉め放題に揉めたバカアスランが元鞘に納まった話。』

『・・・揉めた相手はカガリだろうが?お前、仲介もしなかったのか?』

冷たい姉弟だな・・・とでも言いたそうな表情でイザークはアイスブルーの瞳でキラを見つめた。

『・・・しようとしたけど・・・僕もアスランに腹立てて・・・』

『何やってたんだ?・・・のんびり話聞いてやりたいけど・・・な』

軽くイザークは首を竦める。
気持ちだけはお前を味方する側にあるんだぞとでも言いたいようだ。
そりゃ、幼なじみに近いような親友と、親が離婚して10年近く顔も合わせていないとはいえ、血がつながった姉。
どちらをかばえばよいのか、それすら悩む事情は分かると同情してくれているようだ。

『そういえば、ラクスがシホちゃんと話したいって・・・そろそろ安定期終わっちゃうんでしょ?』

暗い気持ちに突入しそうなキラはラクスが言っていたことを思い出し、イザークに告げる。
イザークは一気に困った顔をし、軽く口を尖らせながら曇った表情をする。

『・・・俺には何が安定期なのか全くわからないんだがな・・・毎日食べれるものが変わるから。』

『ふぅん・・・そんなに?』

明らかにうんざりという表情を浮かべながら、イザークはもっそりと話しだした。

『この間はきゅうりしか食べられないって・・・食卓にきゅうりしかなくて、それだけはさすがに付き合えなくて自分の夕飯は自分で作った。』

き・・・きゅうりだけ?
キラの頭の中には両手に持ったきゅうりをひたすらかじるシホの姿が浮かんできた。
その隣にイザークもいるのだが、妄想ではバッタに仮装したイザークになっている。

『・・・ラクスもそうなるの?』

僕も・・・バッタの仮装をすることになるのかと思うと・・・気分的に凹む。

『・・・ラクスのことだから、フカヒレしか食べれませんって言いだしそうだな・・・』

イザークは意地悪そうににやりと口の端を上げた。
え・・・中華?
美味しいですわとわんこそば並みにフカヒレが提供された皿が積み重ねられている情景が浮かび、キラは身震いが起きる。

『・・・ちょ・・・貯金しておく。』

一気に肝が冷えたキラはぼそぼそっと答えた。
これから結婚費用もあるのに・・・いくらお金を貯めたら幸せに到達できるんだろう。

『ラクスだけじゃなく、お前の姉貴もくるんだろ?シホから連絡させるように話しておく。』

イザークはにやにやしながらキラに話しかけた。
ポーカーフェイスが崩れたキラの百面相をみているのは相当楽しいらしい。

『ぁ・・・うん。そうだね。』

半分疲れてボーっとしてきたキラはイザークに適当な回答をする。

『女二人もシホに着くんだから・・・アスラン呼び出して締め上げないか?』

大学の時以来だろうか・・・イザークがとてつもなく嬉しそうな顔をして微笑んでいる。

・・・なんか気合入ってない?』

『唯一の既婚者友人代表として、あいつの根性を修正してやる!』

イザークは右手をグーにし、左掌で音が鳴るほどに受ける。
単純な飲み会・・・という流れを想像するには難しく・・・
確実に個室・・・いや、宅飲みにしないと雰囲気がヤバそう。
そのまえに・・・

『・・・ぇ・・・いや、これ以上アスラン殴るとカガリに・・・』

あの時はカガリを想って何度もアスランを平手で叩いたのだが、何度もアスランを叩いたらカガリが泣き出すどころか怒りだして再び喧嘩になりかねない。

『あぁ?!キラ、お前、アスラン殴ったのか!?』
・・・お前が殴るって・・・何をしたんだアスラン・・・

 

イザークが目を丸くして・・・さらに口も無意識だろう、だらしなく開けている。
いや・・・確かに叩いたけど・・・
僕だって、僕だって・・・怒るときには怒るキャラなんですけれどね。

 

 

20180508【fuzz connection】第六部

次回投稿は7月8日予定

【fuzz connection】第八部 【fuzz connection】第八部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋...

【編集後記】

 

心が疲れている方へのアスカガ

絶賛!!告白中!!
学生パロディ。カガリがドーナッツ屋さんで勉強していると声をかけてくる人物が。
Black or Whiteシリーズ|かがりinくるーぜ隊シリーズ
各シリーズをまとめたリンク集です。気になるお話は見つかるでしょうか。
刻の中のLANDSCAPE
血のバレンタインが起こった2月14日。プラントを公式訪問するカガリ。

 

https://ath.tokyo/blog/brand-new/

https://ath.tokyo/blog/the-fun-of-the-society-person-yzak-is-after-dinner/

 

 

先日、是枝監督が万引き家族でパルムドール賞を受賞しましたね。
監督は、かつてテレビプロダクションに所属していた時代の先輩に、『誰か一人に向かって作れ』と言われた言葉を大事にしているそうです。
6月6日の外国特派員協会で行われた記者会見で、万引き家族は『(レオ・レオニの絵本)スイミーを読んでくれた女の子に向かって作っていたんだと思う。』と語られました。

2009年代は自分が書いていた話は、自分が見たい話ということが主体で、誰か一人のためにということは正直ありませんでした。
自分が見たい景色、みたい情景・・・
そして自分が涙するようなシチュエーション。
それらをテキストに散りばめていることが比較的多かったです。

では、2018年の今は?というと。
あまり変化がないようにみられるかもしれませんが、自分が思い描くたった一人のために書くように心がけています。
この【fuzz connection】は結婚と仕事の板挟みの女性に読んで欲しいと思い書きだしました。
女性だって仕事をすることはとても楽しいのです。
でも、同棲すると、結婚すると、なぜか家事が強制的についてくるのです。
それらを視界から避けて生きることはできないのでしょうか?
同じだけ・・・いや、むしろパートナー以上の拘束時間が発生しているにも関わらず、帰宅するとまた仕事がある。
最近は給料額によってどちらが家事分担の割合が決まるというご家庭もあるようですね。
でも、そのご家庭はほんの一部です。

自分は得意でもない家事をすることで、色んなものを諦めました。
子どもができたら、更に諦めが必要となりました。
(最近はようやく連れて歩いても一定のラインまでは大丈夫になりましたが・・・それでも諦めるものはまだあります。)
でも、それらを考えないようにしてくれるパートナーがいてくれたら???
女性だからこそ活躍できる世界が訪れるさ!
そんなシンデレラストーリーが最後まで書けるよう・・・稚拙なお話ですがよろしくお願いします。

今回のおススメ■スイミー レオ・レオニ作

今回は国語の教科書に今も採用されているスイミー。
昔は担任の先生の話している通りの感想しか出てこなかったんだけど、今では集団行動の模範のような気もするし、突出した色を持つものはたとえ森に隠れても目立ってしまうみたいな視点も持てるし。

奥がとても深い話ですよね。
(結構穿った見方もしているんだが・・・小学生に意見求められたら私はまともに答えられるのだろうか?)

 

社会人編

全8話予定

【fuzz connection】第四部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋がります。 【♥】やサポ...
【fuzz connection】第五部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋がります。 【♥...
【fuzz connection】第六部社会人パロ。セフレ関係のアスカガ。しかし、父が深夜に入院したことで、カガリとの将来を向き合わなくてはならなくなったアスラン。...

7月8日以降の更新内容になります。

【fuzz connection】第八部 【fuzz connection】第八部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋...

 

https://ath.tokyo/blog/under-the-cherry-blossoms-i/

熟れた果実を貪って 【熟れた果実を貪って】 >>【熟れた果実を貪って】<< お話の簡単な説明。 ※...

https://ath.tokyo/blog/the-mechanism-of-the-mouse/

 

節約したい!ヲタクが始めた節約レシピ

病院に通う時間と薬代節約!長引く風邪とおさらばしたい!体力低下の前に食事で対策できる?

治らない風邪を後押しする、食事から風邪菌を追い出す方法。

30代男子
30代男子
喉が痛くてなかなか治せない。。そんな時におススメなんだ。
早く体調がよくなれば、何度も通院しなくて済むし、薬代もかからない。
時間の節約と、お金の節約の一挙両得。

最大の節約は所得税控除内で働くこと。実は在宅でもできる控除ないでできる複業リスト。

おすすめの複業って何?主婦が扶養範囲内でできる仕事をリストアップ!
子どもの行事や家族の通院の付き添い・・・やることがいっぱいで仕事なんてできない!それに時間がないから節約のための買い物もおろそかだわ!そんな悩みを持つ方におすすめです。

いつまで経っても節約できない。そんな悩みを持つ方へ、まずは掃除から始めませんか?

節約体質にするには、まずは部屋の掃除から。あなたの部屋は汚部屋?
お金の節約も必要ですが、まずは部屋の掃除から。ハサミなどの同じ文房具が10本以上出て来たら、あなたが買いすぎということですね。先ずは買いすぎない節約を考えましょう。

心が疲れている方へのアスカガ

絶賛!!告白中!!
学生パロディ。カガリがドーナッツ屋さんで勉強していると声をかけてくる人物が。⇒Black or Whiteシリーズ|かがりinくるーぜ隊シリーズ
各シリーズをまとめたリンク集です。気になるお話は見つかるでしょうか。
刻の中のLANDSCAPE
血のバレンタインが起こった2月14日。プラントを公式訪問するカガリ。

 

心が泣きたい方へのアスカガ

【fuzz connection】第四部
社会人パロ。学生時代から交際していた30代のアスランとカガリ。カガリの行いをきっかけにアスランとカガリは別れてしまう。
………Lost Paradise
本編沿い。SEED25話前後の内容。アスランの回顧録。
ガンダムSEED、SEEDDESTINY本編沿いのお話。
各シリーズをまとめたリンク集です。気になるお話は見つかるでしょうか。

 

心がときめきたい方へのアスカガ

蠍座と乙女座の因数分解
蠍座と乙女座の平衡定数のパロディ話。一発ギャグが大量に書かれています。
early summer rain
学生パロディ。本が好きなカガリとアスランの話。
Black or White-晴れ間の向こうに-
本編沿いの話。保たれた平和の中で、コペルニクスの幼年学校の同級生と出会ったキラとアスラン。
結婚式の招待状を送ると言われてしまう。

 

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