アスカガ感謝祭

【fuzz connection】第八部

 

【fuzz connection】第八部

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『カガリさんはブライダルエステ、行うのですか?』

厚さ5センチはありそうなブライダルカタログを膝の上にのせながら、ラクスは向かい側に座るカガリに話しかけた。
昼下がりの午後、ヤマト邸に集まったアスランとラクスは、それぞれ将来の連れ合いの隣に腰を下ろしていた。

既にラクス的には自分の結婚式の夢のシチュエーションをキラに語っているので、ゲストハウスウェディングにするのか、ホテルウェディングにするのか目星は立てているようだった。

その一方で・・・アスランがプロポーズをしようとホテル宿泊の上、翌日終日デートというプランを立てていたことすら、全く気づきもしなかったカガリ。
結婚するという幸せの欠片を・・・ようやく実感し始めたところで、バージンロードを歩くことがいまだに想像できない。
慌てて親に結婚するという連絡をしたものの・・・何から始めればよいのかわからず、全てが宙に浮いたままだった。

『ぇ・・・どうしよう・・・』

だいたい、結婚式をいつ挙げるんだ?
アスランと話はしているものの・・・アスランの実家の事情もあるし、はっきりとした日程が決められない。

『先に入籍するだけだし、式挙げるまでのんびり行って来たら?ラクスと・・・』

喜ばれるプチギフトリストと書かれた薄い小冊子を見ながら、へぇ・・・このお菓子もか・・・と、感心な呟きをしていたアスランが、顔も上げずにラクスとカガリとの会話に口を挟んできた。

『・・・うん』

カガリとしては気持ち的に複雑で・・・

エステというからには今の自分があまり魅力的ではないのだろうか・・・
結婚式の時だけ、一番美しければよいのだろうか・・・
結婚後も・・・エステに通った方がアスランはもっと愛してくれるのだろうか・・・

など、今まで、仕事の武器としての美しか考えていなかったので、愛されるための美しさはどこまで必要なのだろうと悩んでいたのだった。

はっきりしないカガリの回答に、アスランは小冊子のページを繰るのをやめ、センターテーブルに投げ出すように置いてあった携帯電話に手を伸ばす。
スリーステップ程度で調べていた内容が判明したのだろう。
携帯電話を再びセンターテーブルに戻し、再び小冊子の読んでいた続きページを開く。
そして、先程と変わらぬ顔も上げない調子でさらっと言葉を放った。

『まだ、生理くるまで1週間あるだろ?費用で困っているなら出すから』

『『『・・・』』』

行動が早かったのはキラだった。
ラクスが開いていた厚いブライダル雑誌を見ていたのだが、瞬時に顔を上げて、向かい側のアスランをみた。
僕・・・だって、ラクスの生理日なんてだいたいでしか把握はしていないけど・・・。
双子であるカガリを抱ける日を月単位でチェックしていたんだろうか・・・。
いくら幼馴染のアスランとはいえ、そこまで精力旺盛・・・いや、確かに高校の時には僕に内緒でカガリと付き合っていたのだから・・・
青ざめた顔を今度は真赤にしながら、キラは本当に親友であるアスランをカガリの婿にしてよいのだろうか・・・
この男と義兄弟になっていいのか、頭の中にはてなを渦巻かせていた。

ラクスは頬をピンクに染め・・・キラですら私の女の子の日を知らないのに・・・アスランは何が目的で知っているのかしら?
草食系男子っぽい雰囲気なのに、ガッツリ肉食系なのはやっぱりロールキャベツ男子そのものですわ!
と、好奇心いっぱいの視線をアスランに向けた。

想定外の爆弾を落とされたカガリは・・・耳まで真赤にして金魚のように口をパクパクさせている。
エステと生理・・・なんの因果があってそんな発言をするんだ!?
だいたいなんで・・・私のデリケートな日をアスランはあらかじめ知っているんだ。
カガリが声を失っている間に、声を発したのはキラだった。

『な・・・んで・・・アスランがカガリの生理日知っている訳?』

『・・・ぁ・・・』

キラの声でようやく小冊子から視線を外したアスランは、三者三様色の異なる顔を見て、ようやく自分の発言が騒動を呼んでいるらしいことに気が付いた。
眉間に縦皺を寄せたキラがセンターテーブルに置いてあるアスランの携帯に手を伸ばす。
アスランは慌てて自分の携帯を手に取り、キラに奪取されることを防ぐ。
だいたい・・・とられても指紋認証パスワードがかけられているので、キラが開けられることはないのだが・・・

『携帯に何入れてんのアスラン!?』

『い・・・いや・・・生理前、カガリいらいらすること多いから・・・怒らせないようにするためアプリ入れておいたんだよ。』

・・・ダイニングテーブルの上にピルシート・・・のっかっているからそれでだいたい日にち予想ついたし。
キラの鋭い視線にドキドキしながら、崩れたポーカーフェイスを真っ赤にしながらアスランは慌てて言った。
しかし、その発言を受けて、女子二人はさらに顔を瞬間真っ赤にしたり真っ青にしたり・・・
カガリははす向かいのキラから放たれるオーラがヤバイと感じ、慌ててアスランのフォローに走る。

『ぁ・・・わ・・・わたしが生理不順だから・・・だから!ピル飲んでいるわけで・・・
けっしてアスランが性欲強いとかじゃないんだ!』

向かいのソファーのキラとラクスはカガリの発言に目を丸くし・・・
カガリの隣に座るアスランは宙を仰いだ・・・

・・・・・・俺の立場・・・さらに悪化してるんだけど・・・

『あら、メンズ用のブライダルエステもあるんですね』

『へぇ・・・何するんだろ・・・?』

どこのブライダルエステに通おうか、真剣に調べ始めた女子二人は、それぞれの携帯の画面を覗きながら話し合っていた。
騒いだ後で飲み物が欲しくなった彼らは、センターテーブルに各々飲みたいものをセットしながら、席替えを行っていた。

ソファーは女性陣、男性陣に分かれていた。
女性用ブライダルエステを扱っている会社のホームページを見ていたら、男性用ブライダルエステの広告を発見したラクス。
カガリはラクスの携帯画面を覗きながら、疑問符で呟いた。

キラはアスランから聞いた生理日予測アプリをさっそくインストールしていた。
今はラクスと一緒に住んでいないからあまり気にならなかったけど、確かに生理日前後のイライラしている時、ラクスに怒られるのは嫌だし、八つ当たりされるのも嫌だと思ったのだ。
カガリがアスランとの同棲を解消して今、一緒に暮らしているとはいえ、確かにいつもと同じように軽く注意したのにひどく嫌な顔された時が数回あった。
もしかしたら・・・生理日前後のPMSというやつだったのかもしれない。
そう考えると、アスランの入れたこのアプリを携帯に入れておいた方が、ラクスとの新婚生活も楽しく過ごせるわけで。

別にコソコソアプリをダウンロードしているわけでもなく、ラクス本人の目の前で行っているから怒られたりする要因もない。
しかし・・・怒られそうな時期予測についてはとても活用できそうなのだが・・・毎日送られてくるコラムとか、見なくてはならないのだろうか。
それもそうだが、妊娠しやすい時期とか・・・客観的に携帯の画面がピンクピンクしているだけでも恥ずかしくなる。

生理日予測アプリをインストールした後、思わずアスランにねぇ・・・と声を上げながら、目で訴えた。
キラは、インストール直後の画面をアスランに見せると、あぁ・・・と、返事をしながらアスランも自分の携帯電話を手に取り、生理日予測アプリを起動させた。
詳細設定画面を映してキラに見せる。

『そういや、お前、少し太ったんじゃないか?幸せ太り?』

きっと、生理後のダイエットが痩せやすいというコメントがアスランの目に入ったのだろう。
からかい半分な口調で、アスランは口を開いた。

『な・・・アスランが色々やらかすからでしょ!完っ璧っストレス太り!』
『あぁ・・・ごめん。じゃ、カガリたちとブライダルエステ行って、俺とのジョギング付き合ってよ』

先ほどの生理日予測アプリの一件で、ブライダル雑誌にも関心が薄れたアスランは、ソファーの背もたれによっかかって大きく伸びをした。
すぐに結婚式を挙げるわけでもない、ましてや転職先は親が経営するホテル・・・嫌というほどブライダル現場の情報が入ってくるのだ。
キラの体重増加の起因が自分なのならば、贖罪も兼ねてジョギングに付き合うと話すアスラン。
ふとその言葉に疑問を感じるキラ。
カガリにはエステ行かせて、自分は行かないの?
そして僕にもエステ行けって・・・どういうこと?

『アスランはいかないの?』

『・・・だってひげ脱毛だろ?俺、手入れするの面倒だからもう済ましたし・・・脱毛屋のHPアドレス、送ろうか?』

『『『ぇ・・・』』』

『ぁ゛・・・』

さらっというアスランに、再び凍りつく3人。
リビングの一瞬で変わった空気に、質問の総攻撃が待っていると感じたアスランは、センターテーブルに置いてあった水出しコーヒーの入ったグラスを一気に飲み干し、お・・・おかわり・・・と呟きながら席を立ったのだが。

『ちょっと待てアスラン!それっていつ!?』

隣に座っていたキラがアスランの右手を勢いよく掴み、引っ張る。
体勢を崩したアスランはソファーに再び倒れ込み、キラの手を振り払う。

『いつだっていいだろ!』

『どこまで脱毛したんだよ!』

『な・・・なんでそんなの教えなくちゃ・・・』

キラの総攻撃をかわしながら、アスランは頬を赤くする。
その向かいのソファーで、ラクスがカガリの顔を覗き込みながら好奇心いっぱいの瞳をキラキラさせていた。

『カガリさん、どうでしたか?』

『・・・そ・・・そんなこと言われても』

・・・そんなにジロジロアスランの体なんて・・・見る余裕ない・・・

確かに言われてみれば・・・抱き着いて頬を摺り寄せた時の髭の痛さとか・・・感じることがなくなっていたのは事実で。
出勤前の洗面所前の支度時間とか・・・鏡の取り合い時間も言われてみたらあまりなかったかも。
単純に身支度する時間をお互いが重ならないようにずらしていただけと思っていたが・・・
カガリは口元に手を当てながら、視線をあげるとソファーの上で戯れている30代男子に目を移すのだった。

『この間、スーパー銭湯行った時に生えてたじゃん!すね毛とか』

キラが唇を尖らせながら、ソファーの上でアスランにプロレス技をかけていた。
キラとしては色んな所で、カガリとの結婚準備に向けて行動していた王子様気取りのアスランにちょっと腹を立てていた。
学生の時の柔らかい髭にくらべれて、10年以上経った髭は生えてくるのも剛毛だし、さらに夕方には青髭確率も高まる。
同僚の事務系お局には青髭タイムと呼ばれてからかわれている後輩もいるし・・・
自分もひげ脱毛しておいた方が良いのかも・・・と思っている隙に体験しているだと!?

『な・・・誰が全身の毛を無くしたなんていった!?それなりに調整・・・ぁ・・・』

『やっぱり、ちょっとここで脱いでよアスラン!!脱ぎ慣れてるでしょ!ラクスは回れ右!』

キラはアスランの着ているTシャツを引っ張り出した。
肌着がズボンの端から持ち上がり、相変わらず白い肌が見え隠れする。

『ふざ・・・』

耳まで真赤にしたアスランは、慌てて服を引っ張って腹を隠す。

、ヒドイですわ!私も昔アスランのシックスパッド見た中ですし・・・』

ラクスはアスランの裸を見たいと、フィアンセであるキラに抗議し・・・
服を脱がせようと躍起になるキラの手を、アスランは押さえつけながらカガリに助けを求める。

『ぉ・・おい、カガリ!どうにかしろよ、こいつら・・・』

『ぇ・・・あ・・・パンツ脱がなければいいんじゃないか?』

『・・・お前、旦那を守ろうっていう気あるのかよ・・・』

『い・・・だって気になるし・・・その・・・部屋暗くしているからみたこと・・・』

『・・・もう、言うなその先。ラクスが喜び過ぎるから』

・・・』

『なんだよ、キラ』

『痩せた?』

結局、アスランは上半身裸にさせられ・・・キラにどこを脱毛したのかチェックされた。
手の甲、指は確かに生えてこなくなるまでしっかり脱毛。
手首から肘、二の腕はそんなに毛深くもないからほぼそのまま。
脇に関しては肌着に着色するから、剛毛がぱやぱやの柔らかい毛になるまで施術したことをアスランは言わざるを得なかった。
他にも男性の人気脱毛場所もしてはあったが・・・キラに聞かれなかったからアスランは黙っていた。
キラに脱がされた肌着とTシャツを着直す。

『・・・まぁ・・・親父の仕事引き継ぐのに夕飯食べてなかったから』
・・・ひと段落ついたら、また三食食べるようにするから。

カガリと同じ瞳で心配そうに見つめられると、つい癖で宥めるように話してしまう。
あぁ・・いや、違う。
幼馴染として慣れ親しんだ視線だからだ。
双子とはいえ、キラと知り合った頃にはカガリは離婚した両親の父親に連れられて海外にいたんだ。

『・・・っとに、嫁のカガリはそんなこと言わないのになんでキラはわかるんだ?』

『だ・・・だってアスラン、さっさと私を脱が・・・』

冗談めかして話すアスランに、ソファーにあるクッションを抱きかかえていたカガリが膨れた顔で返事をした。

『もう・・言わなくていいから、カガリ・・・』

・・・確かに同棲していた時とは異なり、俺が一方的に抱いていたからカガリにそんな余裕はない・・・よな・・・
成り行きとはいえ、正直、俺のせいでカガリを振り回していたから・・・
後ろめたくってカガリを後ろから抱きしめていることが多かったし。
アスランは頭の中で言い訳を並べながら、ラクスがおかわりを入れてくれた水出しコーヒーが入ったグラスを手に取った。

『・・・アスランのスケベ』

隣に座ったキラが呟く。

『・・・セフレ関係だったから、そうするしかなかったんだし・・・』
カガリが欲しくてしょうがなかったんだから・・・いいじゃないか・・・

アスランはグラスの半分までコーヒーを飲み、再びテーブルに戻した。
ソファーの肘置きに左肘をつき、癖で手のひらで口元を隠した。
体を沈み込ませるよう、ソファーに深く座り直す。
左目のアイホール部分を小指でなぞりながら、今日は何でこんなに弄られなくてはならないんだ?と、いくつもの失言に反省していた。
隣に座るキラは携帯を弄っていたが、ふと、顔を上げて再びアスランの方に向き直った。

『ところでさ・・・カガリと別れた後、アスラン何してたの?日焼け止めサプリ飲んだり、体臭抑えるサプリのんだり、あれ、体臭抑えるのは塗るタイプだったっけ?・・・』

『ぃ・・今、そんな話するな!』

慌ててソファーから体を起こすアスランに、キラは畳みかけるように発言する。

『どんだけナルシストなの・・・アスラン?』

向かいのソファーでは再び顔を真っ赤にしたカガリと、違う意味でキラキラ感満載のラクスが頬を赤く染めていた。

『まぁ・・・私よりも美容に熱心でしたのね、アスラン』

『ら・・ラクスまで感心しないでください』

キラはアスランの顔を覗き込み・・・

『・・・本当にハプニングバー行ってないの?アスラン?』

『だ・・・だから、それをここで言うなって!カガリも誤解するだろ!?』

『本当はカガリじゃなくて他の子を軟派しようとかんがえていたんじゃないの?』

『・・・そこまで暇、あるか!』

結局・・・俺は貴重な週末の一日をキラとカガリの家のリビングで過ごした。
夕飯は出前ピザを頼み、カガリはカロリーオフを目指したといいながら、3種類のキノコときゅうりのサラダを作って出してくれた。
確かにレモン汁とオリーブオイルの手作りドレッシングだからヘルシーだったけど、効きすぎたブラックペッパーが喉に貼りついて若干むせた。
まぁ・・・それはそれでいいんだけど・・・

『あ・・・キラ。ちょっと・・・』

『ん?どうしたのアスラン?』

『ぇ・・・っと。だからちょっと・・・外。
、キラ借りていい?』

アスランはラクスと一緒に食器を拭いているキラに声をかけた。
夕食で使った食器はあとは拭いて食器棚にしまうだけで終了となる。

『いいですわよ。では、私はカガリさんをお借りしますわ』

『・・・んぁ・・・あぁ・・・』

センターテーブルを拭いているカガリに視線を向けたアスランは、ラクスがカガリの行動を抑えてくれるのだろうと解釈した。
部屋行く?と、小首をかしげるキラに、アスランは言葉無くうなずく。
階段を上がってキラの部屋に付き、扉を閉めるやいなや、アスランは立ったまま話し出した。

『あのさ、キラ・・・家でのカガリの様子、どう?』

『別に普通。なんで?』

キラはデスクチェアに座り、アスランにもどこか座ったら?と手のひらを上にして差し出した。
ベッドに寄りかかるようにフローリングに腰を下ろしたアスランは、キラを見上げながら口を開いた。

『・・・おまえ、ラクスに二回プロポーズしたんだろ?』

『ぇ・・・な・・・なんで知っているの?』

『この間、カガリからきいた。』

耳まで真っ赤にしたキラは照れ臭そうにもじもじしだす。
ただ、思考回路はアスランがこのあと何を質問したいのかを検索している。

『あぁ・・・うん、そうだけど・・・ん~・・・』

『ん~・・・だろ。あいつ、結婚雑誌とか見てる雰囲気ある?
さっきもリビングに分厚いの置いてあったの見かけたけど、開いていたのラクスだけだったじゃないか?』

『僕も何回かは促したけどね・・・まぁ、君がカガリと結婚するって言った翌日も、実感がないって話していたし。』

『・・・やっぱりな』

ふぅ・・・とアスランは深く溜息を吐いた。
誰にだって個人差はある。
結婚式をしようと言われてラクスのように嬉しそうに色んな妄想を語ってくれる女性だっている。
でも、カガリにはその雰囲気がない。
どちらかというと他人事。
アスランとしてはその空気を読み取っているから、カガリにこれからどんなアプローチをすればよいのか困っていた。
新居も決めなくてはいけないし、入籍もしておきたい。
家族の顔合わせだって・・・
でも、全てにおいてカガリはマリッジブルー的な雰囲気ではなく、他人事的な上の空なのだ。

『・・・キラ、何かカガリに吹き込んだ?やたらと・・・その・・・子育て環境には反応を示していたけど。』

『アスランがすぐカガリを抱くからでしょ?』

『抱くって・・・まぁ・・・確かに抱いてはいるが・・・そんなには励んでいないけどな。』

ふぅ・・・と、再び口から大きく息を吐き出し、アスランは軽く口を尖らせてキラをにらんだ。
キラは睨まれても困るんだけどと言いたげに、首を竦めた。
はぁ・・・と、両足の膝をたてて、その上に腕を置くアスランは、背中を丸めて黙ってしまう。

『・・・ありがと、おかげでわかった。』

数分の沈黙の跡、アスランは下を向いていた顔を上げ、キラに微笑んだ表情を向けた。

『わかった?何が・・・』

アスランのすっきりした表情とは対照的に、キラは曇り顔を浮かべる。

『カガリと一緒に住む前に、もう一度プロポーズするよ。』

前回と同じ気持ちで住むと思われたんじゃたまったもんじゃない!
笑顔で答えるアスランに、キラは驚いた表情をする。

『ぇ・・・それって。』

煌めく翠の瞳に映し出された強い意志を反映するように、アスランはキラにきっぱりと伝える。

『・・・もう、手放さないさ、二度と。』

あんな無能な時間、過ごしたくはない。

【fuzz connection】第九部 【fuzz connection】第九部 予告 『熱っぽい?』 『うん・・・熱、測ったんだけど36.8度ぐらいで・・・い...

【編集後記】

 

 

Yesterday&To閉鎖までにやりたい事100Yesterday&To閉鎖までにやりたい事100を掲げてみました。しかし・・・結果としては100個揚げられず。 そして、今年中にこれらをクリアしていきたいと考えています。...
管理人ねじのトリビア自己紹介とキャラクタープロフと黒歴史Sponsored Link (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).pus...

 

 

毛深い男はモテない。男性の脱毛理由はそれだけ?

そんな話は昔っからありますよね。
モテないというよりも・・・野獣っぽくて・・・という理由もありますよね。

とはいえ、何も生えていないツルスベだと気持ち悪いと思われがちな男性脱毛。
結構悩む方も多いのではないでしょうか?

二次小説内のアスランがどこまで脱毛したか・・・
この作中のアスランは結構凝り性なので、ボリューム調整で1/3残し程度まではしているはずです。
女性が多い職場環境ということもありますが、毎朝剃るのが面倒というところが一番の理由。

もうひとつは、夕方になると青髭になることをからかわれる先輩社員がいるのも・・・
30代前半でやってしまおうというひとつの決断ですね。
(笑ってやり過ごせるような性格ではないようです。)

今回のおススメ■メンズ脱毛 ひげ脱毛もできるダンディハウス 

毎日鏡の前を陣取ってひげ剃り。
家族に邪魔って思われることありませんか?

個人的なことを言うと、このひげ剃り後の掃除が嫌なんですよね。
細かいひげがあちらこちらに飛んでいて、黒いブツブツが洗面所に散乱。
雑巾で拭き掃除をすると雑巾の布の目に入り込んでしまいます。

自分は最近、使い捨ての掃除用ウェットティッシュできれいにしていますが、皆さんどうですか?

頬摺りされても痛いし、どうせだったら柔らかなひげに戻ってほしい。
素肌同士なのにひげが凶器。
どうせ剃るなら、いっそのこと脱毛してくれれば、朝の洗面所の交通渋滞も緩和できる!

そう思いませんか?

せめて顔だけでも・・・男の脱毛してみませんか?




詳細ページ公式ページ

 

社会人編

全8話予定

【fuzz connection】第三部アスカガ社会人パロ【fuzz connection】シリーズ。社会人キラは残業明けから帰宅すると、玄関前から荷物の山。同棲を解消してきた双子の姉カガリが帰ってきたらしい。カガリと一緒に住んでいた元彼氏となった親友のアスランに電話しても、喧嘩の一番の原因は不明・・・ 30代で起こる同棲、結婚、子育ての平成末期の世情を取り込んだ社会人パロが始まる。...
【fuzz connection】第四部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋がります。 【♥】やサポ...
【fuzz connection】第五部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋がります。 【♥...
【fuzz connection】第六部社会人パロ。セフレ関係のアスカガ。しかし、父が深夜に入院したことで、カガリとの将来を向き合わなくてはならなくなったアスラン。...
【fuzz connection】第七部アスカガ社会人パロ。親友であるキラに殴られ、自分が素直になればよかったんだと気が付くアスラン。キラの前でカガリと結婚すると宣言。カガリは突然のことだったが、キラはアスランはしっかり準備していたよと話す。動揺するカガリは・・・...
【fuzz connection】第八部 【fuzz connection】第八部 このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋...
【fuzz connection】第九部 【fuzz connection】第九部 予告 『熱っぽい?』 『うん・・・熱、測ったんだけど36.8度ぐらいで・・・い...

 

 

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