2次小説

【2018年9月13日限定無料】your flag-episode01-(パスキー(500円)購入者は閲覧可)

先に告知しておきます。

怪盗パロディモノの連載話になります。
今回盗むターゲットは?

8月26日に投稿した話の続編になります。

 

すみません!間に合いませんでした!

できるところまで更新していきます・・・

(完成+20時間は無料タイム設けます・・・)

 

【your flag-episode00-】
※8月26日投稿分はパスキー購入者のみ閲覧可能です。

 

  • こちらのページは投稿後約20時間は無料で閲覧可能です。
    この作品は投稿直後の9/13からの20時間に限っては無料で閲覧できます。
    【20時間限定公開】
    2018/09/13/08:00-2018/09/14/04:00
    なお、今後の閲覧は、現在販売中の【2018年8月から秋までのパスワードキー】500円の中で閲覧可能です。
    【2018年8月から秋までのパスワードキー】100円分は平成30年西日本豪雨へ寄付。始めました。
  • 2018年9月12日書き下ろしです。
  • 今回は連載故、無料DLは行いません。
  • まだ下記途中です。
  • 下記の広告欄も、最終的には修正しますが、時期は未定になります。

このお話しが楽しめたら、【♥】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋がります。
【♥】やサポートのお陰で、続けることができます。

 

【your flag-episode01-】

一部分のみ閲覧可能。

ぇ・・・あれを奪うの?

確かに高校の保健室にあるそれは、場所とは不釣り合いなものだった。
実際に黄昏れ時の夕方、学校内の人が閑散とした時間を狙って偵察に来たカガリだったが、奪わなくてはならないというよりもなんでそこに置かれているのかから悩んでしまう。

そっと盗んだとしても、違和感があったものがなくなるとかなり目立つものだ。
仲間のユウナとアフメドからは、今回のメイン作業人と名指しされたので現地偵察をしに来たのだが・・・
やっぱり、どさくさに紛れて持ち出した方が良さそうな予感がした。
夜間のセキュリティを気にしながら盗むには値しない。
万が一、セキュリティにひっかかって警備員呼び出すことになっても、こんなものを盗んで捕まるのも恥ずかしい。

カガリは少し唇を尖らせながら、いつも彼らと集まる場所に去って行った。

街中にポツンと存在する一軒家。
増築を繰り返して凹凸が激しい外観の建物。
よく言われるのが魔女が住んでそうな家。
その1階には喫茶店があった。
店の奥には高価な珈琲豆の焙煎機があり、アフメドがゆっくり操作しては豆の香りを確かめている。
カウンターに立って料理を出すのはユウナの役目。
客の冗談に合わせてエキセントリックな注文を受けて作ってしまい、裏メニューばっかり作り出していく達人。
毎回価格破壊させて喫茶店経営の赤字の元を作り出しては、アフメドに怒られている。

『ただいま・・・明日のメニューの打ち合わせは何時から?』

カガリはスーパーで購入してきた食材を空いているテーブルにおいた。
アフメドと目を合わせたユウナは、にっこり笑って言った。

『30分後からの開始でいいんじゃないかしら?僕らも何か食べたいしね』

『それじゃ、明日の看板メニューの・・・』

『今日は試作日じゃないから、早々に帰ってもらいたいぐらいなんだけどお客さん。
迷惑ついでにレジ販売しているクッキーあげるから・・・』

『なんだ・・・ユウナのスペシャルメニューの立会いが出来るかと思ったのに・・・』

『そんなの、チリソース一本入れればスペシャルメニューになるわよ』

カウンターにいる客とユウナは会話を楽しみながら、慣れた手つきでボウルに粉を投入していく。
カウンター客は何ができるのかを見届けてから立ち去ろうとしているのだろう。
なかなか腰を上げない。
カガリは冷蔵庫に買ってきた食材をしまう。
アフメドは焙煎機の電源を落とし、レジで売上表の印刷を始めた。

いつも行う見慣れた風景。
でも今日はこの後は怒号が飛びかねない打ち合わせが始まるのだ。

.

『では、昼間盗みに?』

『うん・・・飲み物零したから洗って返すっていえば一日は私たちの手の中に入る。』

『まぁ・・・それが違和感ない持ち出し方だよな。
ただ、カガリ・・・大丈夫なのか?』

アフメドがカガリを心配した。
カガリが盗みにはいるのが適切と言ってしまった手間、こんな無防備な手段で何か起こらないか心配したのだ。

『保健室のくまのぬいぐるみを盗むだけだろ?大したことじゃない。
だいたい・・・なんで保健室にぬいぐるみなんだ?』

『普通はぬいぐるみあるでしょ?
こころが傷ついた幼気な少年少女たちを癒すのよ。
ほら、ぎゅーっと抱き締めてって。』

ユウナが胸に抱えたぬいぐるみを抱き締める仕草をふるまってくれるが、その姿にアフメドは目をあからさまに背けた。

『女子高ならば考えられるけど、確かに違和感はあるね。
ユウナみたいな男子ばかりだと、俺、イラっとしてくる。』

『僕だって、寝る前以外はぬいぐるみなんて抱き締めていないよ!』

カガリはユウナの発言に思わず口に入れたカフェオレをリバースしそうになる。
慌てて飲み込むと、喉が大きく鳴った。
日焼けしたアフメドの顔は若干青ざめ、なんとも気色悪い表情となる。

『何・・・二人とも・・・』

ユウナは先ほど作っていたパンケーキをカットすると口に運び、満足な笑みを浮かべていたのだった。

.

取りあえず作戦は決まった。
女子制服を入手したカガリが、保健室に行く。
そしてそのままターゲットであるぬいぐるみを持ち去る。
誰かがいるときは頭痛薬をもらい、その場で飲むふりをしながら水をぬいぐるみにかける。
洗ってきますという名目の元、持ち出せばいい。

手の込んだ言い訳は女子高生という設定の元、逆に不審がられる。
天真爛漫な雰囲気があるどこにでもいそうな子でいる必要があった・・・のだが。

ノックして返事もないまま入ったカガリは、そこの空気が異質ということに気が付かなかった。

返事がないから誰もいない・・・
そう悟ったカガリはぬいぐるみに一直線で歩いて行った。
なんだ・・・今日もちょろい仕事だった。
しかし、依頼主はなんでこんなものを盗んで来いと言ったのだろう。
カガリからすると、不思議なことのひとつだった。
窓際に設置されている椅子の上に置かれたくまのぬいぐるみ。
大きさは目算で50センチぐらいだろうか。
確かに、ギューッと抱き締めると、ユウナじゃないが癒されるのかもしれない。
思考を巡らせながら、カガリは音をたてずに保健室内を歩いた。
ギシっ
カーテンで仕切られたベッドの方から音がする。
保健医は不在でも、具合の悪い生徒が寝ているのかもしれない。
朝から・・・保健室を見張っておけばよかったか。
でも、カーテンで仕切られているんだ、誰が持ち出したかなんてわかることはない。
カガリは自分に都合の良い解釈をしながら、ぬいぐるみに手を伸ばした。
ベッドの方から再び軋んだ音が聞こえ・・・何かくぐもった声も・・・した。
うなされている声・・・とは思えない。
背中に冷や汗が流れる感覚。
カガリはぬいぐるみを抱き締めさっさと回れ右をする。

カチャ

『お嬢さん・・・どこにいくんだい?』

ワイシャツにスラックスの男が保健室の扉の前に立っていた。

『ぁ・・・先生に薬を貰おうと・・・』

カガリはマニュアル通りに頭痛がすることを訴えた。

『あいにく切らしていてね・・・そんなに痛かったらベッドで休んでいけばいいよ。』

『ぇ・・・でも、数学の先生には薬貰ったらすぐに戻るって・・・』

『あぁ・・・大丈夫だよ。君の気分が良くなったらすぐに返してあげるから・・・』

保健医はゆっくりと歩み、カガリとの距離を縮めていく。
カガリは腕の中にある今回のターゲットであるぬいぐるみが獲られてしまうのではないかと感じ、必死で抱き締めた。
保健医はカガリをぬいぐるみごと抱き締め、背中に手を回し、体のラインを撫で始めた。。

・・・ぇ・・・

何・・・この気分の悪さ・・・

気持ちいいとは全く思えないし・・・気色悪い・・・

カガリは思わず抱き締めてきた保健医の顔を下から見上げた。

『あぁ・・・いいね・・・その表情』

保健医が呟くように言うと、カガリの顎先に保健医の指先が添えられた。

『失礼します』

ガラッと開いた保健室の扉。
大股歩きで入ってきたメガネをかけた男子学生が、保健医が抱き締めるカガリの腕を引っ張った。
そのままカガリの肩を抱き、さっさと保健室を後にする。
瞬間の出来事で目を丸くするカガリの背後では、保健医の乾いた笑い声が響いていたのだった。

.

『ぁ・・・ありがと』

ぬいぐるみを抱き締めたまま、カガリはそっと呟いた。
メガネをかけた青い髪の男子高校生・・・これはきっと自分を助けてくれたのだろう。
簡単なミッションだからと、カガリは単独行動だった。
ユウナとアフメドは喫茶店で働いたままだった。

体育館裏の階段。
カガリは顔を強張らせていた。
姿は女子高生の制服を着ているのだから、女子高生に似せていたつもり。
でも、実際の中身はもう大学も卒業した成人だ。
ある程度のことは経験したハズ・・・だから、怖いものなどないと思っていた。
ただ・・・
あんな感覚で体を触れられるなんて・・・

遅れてきた恐怖に怯え、立ち尽くすカガリに、階段に座っていた男子高校生がふわっと立ち上がる。

『安心しろ・・・もう、大丈夫だから・・・』

柔らかく抱き締められる感覚・・・さっきの保健医とは違う、強い抑え込むような力は感じない。
安心させるように、軽くカガリの頭に触れる彼の手のひら。
温かく、優しく・・・羽のようにそっと触れる。
思わず、カガリは顔を上げた。
人によって抱き締められる感覚がこんなに異なるなんて・・・
それにこの感覚はどこかで・・・

『あぁ・・・』

困ったように呟く男の声・・・
カガリは男子高校生の眼鏡の奥に年齢に不釣り合いな視線を感じた。
・・・また・・・
体を少しこわばらせ、今回は自分で逃げ出さなくてはと、自分の足よ動けと言い聞かせる。

『そんな表情するから・・・狙われるんだって・・・』

カガリの頭を軽くとんとんと触れていた手のひらが、フェイスラインを隠すように覆っている黄金の髪の下に入る。
頬に触れた眼鏡男子の手のひらは壊れ物を扱うように。
男の子の親指が、カガリのぷっくりとした唇に触れる。

・・・この・・・胸が熱くなる感覚・・・なんだろう・・・

愁いを帯びた翠の瞳。
離せない視線。

でも・・・

カガリは眉をひそめた。
ズキズキと小さな波動が頭の中に広がっていく。
ふっと口元を歪めた男の子は、カガリの頬に触れていた手を離し、カガリの背中に回した。

『それを持って彼らの元にお帰り・・・』

掠れた声・・・何?
なんでそんなに悲しそうなの?

【your flag-episode00-】はパスワードキーがあれば読めます。

 




 

9月13日公開の話【your flag-episode01-】のベースとして作成した【your flag-episode00-】は、パスワードキーがあれば読むことが可能です。

尚、まだ途中までしか書き終わっていませんが、現在書き終わったところまでの投稿も読むことは可能となっています。

 

【your flag-episode01-】

 

パスキーならではの特権を是非ご活用くださいませ。

 

主に2018年書き下ろし作品に関してはパスワードキーを付けています。
あと過去作品の一部ですね。
ブログサイトに投稿した記事を全て削除してしまっているので、現在アスカガ激裏のお話が読めない状態です。
9月後半には全て読めるように整備しておきますので・・・
そうすると、期間入れ替わり制の常時無料開放の50作品と激裏約70作品は読めるのかな?

おおよそ2か月で500円、読み放題となるので、コスパとしてはお得かと思います。

【2018年8月から秋までのパスワードキー】
今のところ、このパスワードキーが使えるのは2018年10月中旬までを予定しています。


現在無料で10月末まで読むことが可能です。
どうぞ楽しんで読んでください。

 

このお話しが楽しめたら、【】をクリックしていただけると、次回のお話しへのやる気に繋がります。
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